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バード® ベントリオ® ST

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Ventrio-ST
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概要

Sepra® 技術に基づく吸収性バリアを特徴とし、開腹切開による腹腔鏡下修復にメリットをもたらします。1

Ventrio™ ST ヘルニアパッチは、SorbaFlex™ メモリ技術と Sepra® 技術に基づく吸収性バリアを備えた非被覆のモノフィラメントポリプロピレンメッシュです。

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特長

小さな切開で簡便な手技が可能な独自のデザイン

  • ポジショニングポケット付きの独自のデザインによって、正確な位置決めと留置が行いやすくなります。また固定用デバイスと併用することで容易な固定操作が可能となり、効率的な修復が行えます。
  • 吸収性リコイルリングにより、パッチの挿入と適切な留置が行いやすくなります。
  • 挿入後、自己展開し、腹壁に対してパッチを平らに留置できます。吸収性リコイルリングは時間の経過とともに完全に吸収されます。

ラージポア・ライトウェイトのモノフィラメントポリプロピレンメッシュ

  • 術後の不快感低減が期待できます。1
  • メッシュ内に組織が取り込まれることにより脆弱組織を補強します。
不要

セプラ技術(生分解性コーティング)

生理食塩液に1~3秒浸すことでゲル化する生分解性コーティングにより、腸管など組織との癒着低減が期待できます。生分解性コーティングは留置後30日程度で吸収されます。2

製品・アクセサリ
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関連情報

References

1 Preclinical data on file at C. R. Bard. 結果は人体で行った場合の成績と相関しない場合があります。

2 Iannitti, D. et. al. “Technique and Outcomes of Abdominal Incisional Hernia Repair Using a Synthetic Composite Mesh: A Report of 455 cases.” Journal of the American College of Surgeons. 2008 Jan; 206 (1):83-8.

3 Majercik, S. et al. “Strength in tissue attachment to mesh after ventral hernia repair with synthetic composite mesh in a porcine model.” Surg Endosc (2006) 20: 1671-1674.

適応

Ventrio™ ST ヘルニアパッチは、ヘルニアの修復など軟組織欠損の強化に使用します。

禁忌

Ventrio™ ST ヘルニアパッチを幼児または小児に使用しないでください。このようなメッシュ素材の使用により、将来の成長に悪影響が及ぶことがあります。Ventrio™ ST ヘルニアパッチを心臓血管欠損の再建に使用しないでください。ポリプロピレンを腸または内臓に接触させると、癒着が形成される可能性があるとの文献報告があります。

警告

Ventrio™ ST ヘルニアパッチを切断したり変形させたりしないでください。効果に影響が及ぶ可能性があります。装着または固定時に、SorbaFlex™ PDO モノフィラメントを切断したり傷つけたりしないように注意してください。SorbaFlex™ PDO モノフィラメントが切断または破損している場合、腸または皮膚の穿孔や感染を含む合併症を引き起こす可能性があります。取扱説明書に記載された適切な折り曲げ方を全パッチに行ってください。他の折り曲げ方をすると、SorbaFlex™ PDO モノフィラメントに損傷が及ぶおそれがあります。正しい向きを確認してください。プロテーゼの生体吸収性コーティング側が腸などの感覚器官に当たるようにしてください。ポリプロピレン製メッシュ側を腸に当てないでください。メッシュを腸または内臓に直接接触させると、癒着が形成される可能性があります。

副作用

危惧される合併症には、漿液腫、癒着、血腫、炎症、突出、瘻孔形成、感染、アレルギー反応、ヘルニアまたは軟組織欠損の再発などがあります。装着または固定時に SorbaFlex™ PDO モノフィラメントが切断または破損した場合、腸または皮膚の穿孔や感染を含む合併症を引き起こす可能性があります。

安全性に関する詳細および使用方法については、取扱説明書を参照してください。

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