シャーロック3CGプラス™ PＩＣＣ留置用ナビゲーションシステム

シャーロック3CGプラス™は、磁場及び心電図波形の情報を用いることで、末梢挿入型中心静脈カテーテル（PICC）留置の際に、カテーテルの先端位置・進行方向をリアルタイムに確認することができるナビゲーションシステムです。

• リアルタイムナビゲーション
  スタイレット（シャーロック3CG タイプ）先端のマグネットによる磁場の変化をY センサが感知し、カテーテル先端位置と進行方向をアイコン表示
• 心電図法によるカテーテル先端位置の確認
  血管内心電図のP波の変化を確認することで、カテーテル先端が上大静脈、CAJ近傍、右心房にあることが確認可能
• 患者の体格に合わせて2種類のサイズのYセンサを選択可能

ベッドサイドや処置室での留置であってもカテーテルの位置をリアルタイムに確認しながら留置することができます。

透視室の予約枠や空き状況に縛られず、手技時間のタイミングを決めることができます。

さらに、透視室までの移動時間を短縮することができます。

中心静脈カテーテルの留置位置として、上大静脈と右心房の接合部（Cavo-atrial Junction :CAJ）が推奨されています。*

シャーロック3CGプラス™ は、心電図波形という生体固有の指標を用いることで、CAJへの留置を支援します。

* Infusion Nurses Society, Infusion Therapy Standards of Practice Section Four 23. CVAD Tip Location, Journal of Infusion Nursing, vol39(1S),2016, S46-48

• 血管内心電図のP波と連動してスタイレットアイコンの色と形状が変化します。
• 心電図波形の判別を補助するために、血管内心電図のP波を強調表示することができます。
• 付帯機能として、ECGナビゲーション単独モード* ではR波によってカテーテル進行方向を確認することができます。

*ECGナビゲーション単独モードではナビゲーション信号は青く表示されます。