BD トータリス™ D-Cube™ 液状処理細胞診前処理装置は、BD シュアパス™ 法*専用に開発された、少量の検体から対応できる卓上型の自動検体前処理装置です。
*子宮頸がんの診断法としての細胞診には、スライドに検体を直接塗抹する従来法に加えて、より精度の高い液状化検体細胞診法(LBC法:Liquid Based Cytology)が普及し始めています。なかでも、BD シュアパス™ 法は、従来法と比較した「検出率の高さ」や「精度の高さ」について世界で数多く報告されています。特にRozemeijerらの報告1 では、BD シュアパス™ 法では進⾏性のCIN病変の検出感度が高く、累積罹患率は従来の標本作製法と比べて有意に低かったことが示されています。